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情報公開

令和6年度 事業計画基本方針

令和6年1月1日に発生した能登半島地震につきましては、被災地へのお見舞いと復興を心よりお祈り申し上げるとともに、当法人においても引き続き職員派遣など可能な限り支援を継続してまいります。
また、災害派遣職員からの情報を活かしBCP(業務継続計画)のブラッシュアップと訓練の実施、災害時備蓄用品のさらなる充実、自家発電機の計画的導入とグループウェア機能を活用した職員の安否確認訓練など、 非常災害時の体制づくりを迅速に進めてまいります。
令和5年5月に新型コロナウイルス感染症は5類へ移行し、当法人では標準予防対策を徹底したうえで、ご利用者の健康維持と良質なサービスの提供を目指し、可能な限りコロナ禍以前の状況に近づけるよう対応してまいりました。
令和6年度も引き続き感染予防に留意しながら事業を推進するとともに、第二期中長期経営計画前期実施計画3年目の年度として、これまでの2年間の取り組みの成果をより一層飛躍させることができるよう、職員、法人、地域それぞれの可能性を高める取り組みを推進してまいります。
職員採用については、新卒者の採用に引き続き力を入れるため大学、専門学校、高等学校と今まで以上に連携を深めるとともに、各職種に特化した体験が可能となるオーダーメイド型インターンシップの実施、内定者の入職までの不安解消や期待を高めるために、より一層丁寧なアプローチを行ってまいります。
継続的に取り組みを進めてきた、外国人介護人材の取り組みについては、令和6年度より「OSJとよなかケアスクール」が専修学校としてスタートし、これにより、「OSJ日本語アカデミーとよなか」の卒業生が介護の専門的で実践的な学びのために新たな一歩を踏み出します。
また、特定技能外国人の取り組みについては、当法人内施設への受入れを継続的かつ計画的に進めていくとともに、現地教育機関と連携した日本語教育プログラム及び介護福祉士取得に向けた自主学習支援のための教材の提供を開始します。そして、令和5年度よりインドネシアバリ島の国立看護大学と協議を進めるなかで、卒業後に特定技能により日本で働きたいと考えているインターンシップの受入れを予定しており、今後、このプログラムをより一層発展させ、障がい者福祉の分野への受入れ及び紹介にも繋げていくための準備を進めてまいります。
令和6年度の介護、障がい、医療のトリプル改定については、特に“科学的介護”について、LIFEのフィードバックデータを活用したPDCAサイクルの確立、アウトカム評価の確立による個別性の高い計画書の作成や自立支援の促進に取り組みます。
また、昨年度に実施した全施設同一水準のWi-Fi環境の整備により、DX化機器・介護ロボットやインカム等の積極的導入を行い、業務改善や業務効率化、職員間の連携強化など、生産性向上とさらなるケアの質の向上に取り組むとともに、新たに春日丘荘へ常勤医師の配置を行うことで、ご入居者へのより一層充実した健康管理及び医療的ケアの提供を推進していきます。
新たな取り組みである「OSJ工房よりそいの丘」にて開始する児童発達支援・放課後等デイサービス事業については、地域ニーズに対応しご家族からも信頼を得られるサービスを提供できるよう具体的な準備を進め事業を開始します。

最後になりますが、これからも人口構造の変化や引き続きの物価高騰など不安定な経済状況により、地域には多様な課題が表出する事が想定されます。
私たち一人ひとりがそれぞれの地域におけるその課題にしっかりと目を向け、各関係機関との連携をより一層深め、アイデアにあふれた地域における公益的な取り組みを推進することで、当法人の使命を果たせるよう、職員とともに自覚と行動をもって歩んでまいります。

事業計画書
事業報告
決算報告

令和4年度

令和3年度

令和2年度

令和元年度

定款
役員報酬等
予算書・決算書

令和6年度

令和5年度

令和4年度

令和3年度

令和2年度

令和元年度

処遇改善加算

令和4年度